片道航空券での入国は観光ビザやワーホリでも大丈夫?落とし穴も!

こんにちは、永住を現実にするウメ太郎です!

観光やワーホリビザでオーストラリアに行くとき、片道航空券だけでも問題なく入国できるのか気になりますよね。

結論から言うと、片道航空券でもほとんどのケースで入国できます。ただ、ほとんどのケースでです。

片道航空券だけで入国できない例もあるんですね。

そこで今回はオーストラリアに入国する際、片道航空券でも入国手続を突破できるかどうか考えていきます。

それでは今日もアツく語り合いましょう!

片道航空券でも入国できる

There is no requirement to have a return ticket when you arrive in Australia.
オーストラリア大使館にも書かれている通り、片道航空券でオーストラリアに着いても問題なく入国ができます。オーストラリア政府のお墨付きが得られましたね。

実際、ボクは片道航空券でオーストラリアに入国しました。また永住権を「自力で」取った知り合い観光ビザ+片道チケットだけで6回も入国しましたが問題なく再入国ができたそうです。

特に、数ヶ月から数年住めるビザは出国する時期が読みづらくオーストラリア側もそこまで強くできないのだと考えています。

片道航空券で入国が出来るのは当然といえば当然ですね。

ワーホリや観光は片道航空券のほうが

片道航空券で入国したほうがいいビザはワーホリ、観光ビザ、労働ビザ、そして学生ビザなどトランジットビザ以外の全てのビザです。

ただ、短期留学などで帰国する時期があらかじめ分かる場合は、片道航空券であえて入国するメリットはありません。

また、航空機チケットは出発の17週前が一番安くなるので、イータス(ETAS)を使った旅行ではあらかじめ計画を立ててから航空券を買う方がお金をセーブしながらオーストラリア生活をフルに楽しめます。

次のページ > オーストラリアにワーホリや留学?ベストな航空券の種類

対面の入国審査を避ける

出典元:Security Consulting Grupから

オーストラリア政府は2015年頃から入国管理の自動化をはじめました。その結果、人と顔を合わせて手続きをするタイプの入国審査を避けられます。

帰りの航空券を見せてと言われないんですよね。ちなみに自動化された入国審査の機械は上の画像です。

ただ、オーストラリアは入国管理が世界でもトップクラスにチェックが厳しい国でもあります。この人は「片道で行きっぱなし」になりそうと手続きの方に疑われると、自動化された入国手続でも対面式の手続きにで入国監査をしろと画面にメッセージがでます。

過去にボクも別件で入国手続きの機械でメッセージが現れ、従来どおりの対面式で入国審査をされました。

担当者いわく、ボクがあまりにも美男子だったので、機械はパスポートの写真とボクが別人だと判断したそうです・・・。

片道航空券で入国できない例

片道航空券で入国するのはリスクが高い状況があります。

  • ビザの期限よりパスポートの期限が短い
  • ワーホリで入国した後の観光

それぞれ説明します。

パスポートの期限が短い

However officers at the border need to be satisfied that visitors, working holiday maker and temporary residents are intending to and have the means to depart Australia before their visa expires.
入国手続の時にパスポートの有効期限がオーストラリアに滞在できる期限より短い場合だと片道航空券だけだと不十分です。入国ができない可能性があります。この場合、入国監査に自動化された入国手続きの機械を使っても、入国できずにこれまでどおりの対面式で手続きをすすめられるかもしれません。

そんな場合に帰りの航空機チケットを見せて欲しいと要求が来るのです。

ワーホリ後の観光で入国

入国手続きでチェックをする人の立場に立ってみると、

  • ワーホリで1年以上もオーストラリア にいたのに、なぜ今さら観光で入国するのか?

と疑問に思うのが普通。

それに加えて片道航空券で入国するとなると不法労働や不法滞在を疑われます。

このケースでも帰りの航空券がないと入国できないかも知れません。

入国にはビザが必要

オーストラリアに訪れる場合は、1日だけの観光目的でもビザが必要です。

3ヶ月未満の滞在はETASの申請が早くて安い。自分で申請をしても15分程度で完了し、ビザの申請期間も即日。数秒後に発行されます。

もしオーストラリアで働きながら生活をしたい人はワーホリが便利。ただ、ワーキングホリデービザは永住権を目指す時にかなり使えるビザなので使うタイミングはしっかりと考えておいきたいトコロ。

入国カードの提出も

オーストラリアは入国時に入国カードを渡す必要があります。入国カードは飛行機の便に乗っている時に客室乗務員さんが渡してくれるので予め頂いて、書いておきましょう。

入国カードは英語で書かれているので、書き方をまとめました。

次のページ > オーストラリアに入国する際に必ず提出する入国カードと書き方

片道航空券は公式サイトの方が安い

絶対にチケットが安く変える!というわけではありませんが、片道航空券の場合はSkyscannerやGoogle Flightなど、大手のサービスを利用するより航空会社の公式サイトから購入するほうが安い場合があります。

ボクがオーストラリアに行く時に大手の金額と公式サイトの金額を比較したところ、公式サイトの方が安い時が度々ありました。

たとえば、ボクが購入した片道チケットは4万6千円(2014年12月時点)。同じ日に公式サイトで値段を確認すると3万でした。

ただ、往復航空券はなぜか大手のサイトのほうが安かったです。

最後に、片道航空券より怖いもの

オーストラリアに入国できないことが一番怖いです。その思わぬ落とし穴が「持ち物」。

オーストラリアに持ち込めない所持品が入国管理中に見つかると強制退去のターゲットにされます。(ビザがキャンセル)

また最近、スマホやデジカメに保存されているポルノ画像の所持でビザがキャンセルされたケースもあります。

入国手続の際に入国管理の方がランダムに選んだ人からスマホの画像や動画の確認要求されています。児童わいせつや違法動画などオーストラリアの法律で禁止されているモノは絶対に持ち込まないで下さい。

思わぬトラブルを避けるためにはもオーストラリアに持ち込めないモノをあらかじめ持たないことが大事ですね。

ありがとうございました。

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次のページ > オーストラリアから強制送還される理由は?

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