2015年7月29日水曜日

子供に永住という夢を託す親たち。親が子供に人生を賭ける世界。

オーストラリアで語学学校に通う子供たちは、彼らの教育の為だけにここに来ているわけではありません。彼らの親の夢を託された事どもたちでした。
そんな世界がオーストラリアにあります。

語学学校の授業の中で、ある日、自分たちの夢についてスピーキングする事がありました。
ある17歳の中国人の友達は言います。「親がオーストラリアに住みたい。僕は先発としてこっちに来た」
この言葉が初めのきっかけ(疑問)でした。これは何を意味しているのだろう。親が近々オーストラリアに移住するから、子供に環境を慣れさせるためにこっちに先に来ているんだろう。そう思っていました。

またある時、違う中国の友達と話します。彼女は25歳くらい。僕はその子に将来の夢について聞きました。彼女はいい旦那さんを見つけて幸せな家庭を持ちたいと言います。
僕は「オーストラリアに住みたくないの?」と聞くと、彼女は「親が住みたいだから私がここにいる」といいました。

そう。その時もよく意味がわかりませんでしたが、昨日、あるインドネシア人と出会いその話の中で答えが見つかりました。
オーストラリアの永住権で、親の子供の51%以上が永住権保持者の場合。その親にも永住権が付与されるんです。
つまり、一人っ子の場合はその子が永住権保持者であれば親にも永住権が与えられ、子供が2人だと2人とも永住権保持者で親にも与えられます。子供が3人だと2人が永住権保持者であれば親にも与えらえます。

彼らの親はこの制度を使い永住しようとしている事がわかりました。
子供たちがオーストラリアで住みたいわけではなく、いい教育を子供たちに与える為にオーストラリアに留学させているわけではありません。彼らは親が永住したいという夢を託され、そして親の夢をかなえるためにオーストラリアで留学をしようとしていました。

よくできた制度だと思います。オーストラリアが移民国家として成功している理由が少しわかった気分になりました。

とにかく、親が子供に自分の人生を賭ける。親の夢を子供に託す。
この国に移住したい人たちはみんな必死なことに違いはありません。

本当にみんなが永住してほしいです。


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