オーストラリアのブラック企業。もう何がブラックで何がブラックでないのかわからない。

今いる会社で働いてからおおよそ9ヶ月経ちます。この会社はブラックなのかホワイトなのか。

働き出して9ヶ月、なかなかの激務でした。
週6日勤務、毎日12間以上の労働。勘違いしないでくださいね。これはオーストラリアでの話です。

1週間かかる仕事を2日の納期。最近はVISA申請中ということもありちょっと強気に出ていますが、今回もこの手の仕事がきました。

いつも通り仕事をしていると、水曜日のお昼に無茶振り仕事が。納期は2日。
普通なら最低4、5日掛かる仕事ですがそれを伝えても、
社長は「この仕事は簡単。1日もかからない。ネガティブな事を言うな!」と。

何度も何ども同じ過ちの繰り返し。1日で終わるんだったら1日で終わるって言っています。終わらないから終わらないと言っているのになぜ気づかないのか。

VISA申請前なら何も言わずに仕事をひたすらし続け、休日出勤も覚悟しますが、さすがにそれをし続けるとキリがないので、上司のマネージャー(社長の息子)に木曜日の今日、帰り間際にはっきり言いました。
「別チームが僕に相談せずに勝手にインターフェースの仕様を変えました。量が多すぎます。金曜日に終わらない。最低でもあと1日必要です。」と。

マネージャーは「仕事が終わらないなら週末に出勤して終わらせろ!」と罵声を僕に。

 ちょっと頭にきて僕も言いました。
「僕は金曜日に終わらせられないと初めから言いました。このような状況はもう9ヶ月も続いています。今週の休日に働きますが代休をください。」と

するとマネージャは「終わらないんだったら休日出勤するのが普通だ!それが仕事だろうが!」と。また一発言われました。(笑

僕も「 休日出勤するのは問題ないが、不可能な要求をして休日出勤を強制するのはアンフェアです。」と。

またマネージャーは「表(会社の裏口)に出ろ。これから話したい事がある。」と。
そして、社長の元に連れて行かれ、また説明をしますが、

社長は
「なぜ定時までで終わらせられない事が問題なんだ?時間は定時以降もあるだろう?」と

これはもう舐めていますね。

さらに、社長は「お前だけが休日労働するわけじゃない。みんなするんだ。俺はお前に給料を上げVISAも手配し、できるだけのことをした。」

ま、一理ありますが、まず他の社員は休日働いていないことを知っています。そして残業代もでない。給料が相場の300万以上も低く、その上週6日勤務になってるんだから、僕にとってはTakeよりGiveの方が多い感じです。まそれはVISAのためなので何も言いませんが。

今回、はっきり自分の考えを言った目的は、これを機に何か変わってくれると願っているから。

会社の状況があまり良くないのかもしれませんね。この罵声と要求は日本の会社以上かもしれません。日本でさえここまで罵声をあげられる事はありませんでしたから。

そして、これが仕事なのでしょうか。これがオーストラリアの標準なのでしょうか。
僕が聞いていたオーストラリア生活とは似ても似つきません。

どんな状況でも終わらせるのが、仕事なのはよくわかります。ただ残業代も出さず、給料も相場より低く、最低労働時間は週6勤務。こんな状況の中、無理な要求をされ、終わらなければ休日するのが仕事だと言われるのは、ちょっとどうかなって思います。

この状況が僕だけ体験しているオーストラリアの仕事生活でいて欲しいです。本当に。

そして、どんな状況でも僕の夢、この国に永住は必ずします。
きっと将来はより良い生活と仕事の労働環境になると信じていますから。

絶対に僕はやりきります。

永住したいと思う全ての人に幸運を。

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