2017年3月11日土曜日

RSMSからパースが削除される可能性大。どのように影響するか解説。後編

前回の続き。もし労働党が選挙に勝てばRSMSからパースは削除されるでしょう。

後編では、どれくらいの確率でそれが起こるのか。RSMSの対象地域からパースが削除されてもENSの永住権があるけど?という面。そして実際に削除された場合はどれくらい僕たちのチャンスがなくなるの?というところを書いていこうと思います。



労働党が選挙に勝つ確率

さて、気になる労働党が選挙で勝つ確率。選挙はおおよそ4年ごとにありますが、1989年から今年までの記録をあさってみました。

1989年から2013年までの選挙結果です。%は得票率です。
黄色がその年に選挙に勝った事を示しています。
あれれ?幾つかリベラルと国際党で同じパーセントになってますね。
実はこれリベラル・国際が連合して一つの党として戦っています。



表を見ると「なんだ。労働党は過去一回しか買っていないじゃん」と思いますね。
実はよくみてください。オーストラリアの景気が良くない1989年から2005年まではリベラル・国際連合党が団結してやっと勝っているんです。

景気が良くなると、連合党は解散し別々で戦っています


そして・・・。実は2017年、今年の選挙に向けてTPPとBPという組織が聞き取り調査を先に行っています。その結果がこれ。



聞き取り調査結果


TPPでの聞き取り調査では互角。BPに至っては大差で労働党が勝ちます
つまり、RSMSの対象地域からパースがなくなります。



ヤベーヨ!!!



RSMSとEMSの違い

では、まぁ仮に労働党が勝ったとして、雇用主スポンサーのENSがあるよ。
まだ大丈夫だよねー。ですね?

はい。合ってます。ただRSMSとENSでは少し取得の難易度が違います。

ここで書こうと思ったのですが、ちょっと長くなりそうだったので次の記事にしたいと思います。スミマセン



法改正後のインパクト

労働党は自分たちが勝利すると「まずは西オーストラリアに仕事を!」をキャッチフレーズに永住権に関わる次のことをすると公言しています。
  1. 永住権を申請するために就いていなければならない職業のリストを減らす。
    ⇨西オーストラリア、移民職業リストの更新について
  2. RSMSからただちにパースを指定対象外にする。
    ⇨RSMSからパースの削除について

西オーストラリア、移民職業リストの更新について

これは外国人がオーストラリアに移民する際に就いていなければならない職業のリストであり、通称「WASMOL」と呼ばれています。(以下 職業リスト)

この職業リストには現在、資源に関係する職業を含め合計で168件が一覧化されています。
このリストを西オーストラリアの経済状況にあったものにする。

おそらくは、失業者たちがどの業種の人たちなのか、そしてその業種に対しての職業をリストから削除する。つまり失業者たちが再就職しやすいように、移民の職業リストから失業者たちの業種を取り除くということになるでしょう。

つまるところ、人が足りていない業種のみ残すということですか。

11/03 追記
このリストはSkilled Nominated visa (subclass 190)またはSkilled Regional (Provisional) visa (subclass 489)を申請する際のものです。RSMSとEMSには関係がない事がわかりました。

RSMSからパースの削除について

メルボルン、シドニーそしてブリスベンなどはこのRSMSから「もともと」対象外です。
州都としてはパース、ダーウィン、アデレード、ホバートだけが対象内でしたが、ただちにパースをRSMSからの対象外に指定します。

パースは2008年にRSMSの対象地域に含められました。それはマイニングブームによって人が足らなかったからです。ただ、今は過剰な状況です。そして失業率も日本の2倍以上と極めて悪い状況。

この状況に合わせ、パースで移民申請を企業スポンサーをもとに進める場合は、RSMSに含まれていない都市(前述のメルボルン、シドニーブリスベンなど)と同様の手続きをとることになります。

具体的には次の記事(すみません)で書きますが費用の向上と手続きが長くなる。そして企業にとってスポンサーになるための敷居が高くなることになります。

年々厳しくなる移民制度。
このままいけば後10年もしないうちに、永住権は、お金持ちか結婚できた人だけが申請できるものになると思います。

永住したいと思う全ての人に幸運を。





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