2017年3月18日土曜日

RSMSとENSの違い教えます。メリットデメリット

やっと紹介する事ができます。このRSMSとENSの違い。

話は変わりますが、家に蟻が多い。常にありが机の上に降り、少し目を離したすきに、お菓子の袋の中に大群の蟻が・・・。


はじめに

さて、RSMSとENSは両方ともそれぞれ永住権を取得する為に3つの経路が設けられています。

大まかに説明すると、

直接申請:Direct Entry (DE)
いますぐ申請。IELTS each band 6が必要。

住居者からの移行:Temporary Residence Transition (TRT)
同じ雇用者の下、2年働いた後に申請。IELTS overall 5でいい。

政府から特別に認められて申請:labor Agreement

最後のLabor Agreement はちょっと特別らしいので、今回の記事に含めていません。

DEやTRTどちらの場合もいわゆる就職先からのスポンサーのオファーが必要です。


さて、あまり長く書くと、また「次の記事に」となりかねませんので次に行きます。



主な違い

RSMSは地域限定(主に田舎)、ENSはオーストラリア全域、の違いはありますが、
それ以外に僕が調べた中では6項目あります。

情報元はこちらの移民エージェントが書いた記事を参考としています。
http://www.equitaslawyers.com.au/which-employer-nominated-permanent-visa-to-choose-regional-sponsored-or-employer-nominated/

職業について

この職業じゃなきゃだめ!リストです。



ENSはCSOLと呼ばれるオーストラリアの中で不足している業種についている必要がありますが、RSMSはANZCOと呼ばれるオーストラリアとニュージランドにある主な職業全てが対象となり、言い換えればRSMSの方がどんな職業の人でも申請できるということです。



申請費用について


ENSでは5万円程度かかります。RSMSでは無料です。ただし、一部の地域で業務している場合は2万円程度必要。
これも費用の面でRSMSの方がメリットが大きいですね。

※移民局に支払う申請費用でエージェント費は含んでいません。


技術査定の有無について

あんた、どれくらい能力あるの?具体的に資格見せてよ!です。


ENSでは必須で10万から20万の申請費用があります。

対してRSMSでは不必要になります。ただし、オーストラリアで仕事をするのに必要な資格がある場合は日本の資格からオーストラリアの資格に変換しないといけません。
例えば、ドライバーの場合は、運転免許を日本のものからオーストラリアに変換します。
そこは当然ですね。

職業経験について

あんた、その仕事で何年食べてきたの?です。



ENSでは最低3年間、仕事をしているという証明書を提出しなければなりません。
RSMSではその必要がありません。つまり日本で1年しか経験していないけどスポンサーさえ見つかればいいのです。

ちなみに、これも技術査定と深く関わりがあります。実際は自己申告ではなく、ACS等の審査期間があなたが提出した雇用リファレンスや資格、学位をもとに「推定 ◯年の経験がある」と判断されそれが最低3年間なければいけません。

以前の記事に書きましたが僕は日本でおおよそ9年間の実務経験があります。しかし実際に認められたのは1年だけでした。

最低、雇用年数の制限について

要するに、申請後に、同じ会社で最低◯年は働けよ。です。

ENSでは必須で2年間は最低働かなければなりません。ただしRSMSの場合は最大限の努力をするとあります。
これは・・ゆるい。RSMSでは会社と交渉して適当な理由で辞められそうですね。


教育必須の有無について


労働者に対して何かトレーニングを行う必要があるかどうかなのですが詳細は不明。(ゴメンナサイ)
ENSでは必須になり、トレーニングを行えなければ年収の最大2%を寄付する必要があります。
対してRSMSではその必要がないので企業側の負担が少なく、かつ費用もかさまないということです。


まとめ。

一見するとほとんど変わらないENSとRSMS。しかしよくよく調べていくと、ENSの方が雇用者にとっても申請者にとっても一段も二段も敷居が高くなっていることがわかります。

最も大きな違いはCSOLと雇用年数でしょう。

ENSは毎年のように変わるオーストラリアで不足している職業(CSOL)に関わっている職業でなければ申請自体が不可能です。さらにその職業での最低就業年数もあり、その申請は第三者機関に認定してもらわなければなりません。会社側の負担もトレーニングなどの面倒な手続きが増えたぶん申請がおりにくくなっています。

RSMSの方はそれらが全くないため、言い換えれば仕事さえ見つかりスポンサーになってもらえればすぐにでも申請ができるという非常にチャンスに溢れたライトなものです。


2年前、僕がパースを選んだのはパースが最も永住権のハードルが低かったからです。
法改正が行われるかもしれない今、もしパースがRSMSから削除されるとなると、これから候補地を探される方に僕がオススメするのはアデレードでしょう。アデレードはパースとほぼ同じ規模の都市でRSMSの対象地域だからです。



一概に言えませんが、永住権はそれらに関わるVISAに対して網を大きく投げることです。



つまり、あなたが将来的に(大変努力すれば)申請できるかもしれないVISAが5つあれば、その5つがあてはまるように行動し、選択できる状態に邁進していけば、多少、法律が変わったとしても「次の可能性」が選択できます。そういう意味でRSMSから消えるかもしれないパースで探すよりアデレードの方がチャンスに恵まれています。

それは、ほかならぬ、あなたのリスク管理になるのです。

永住したいと思う全ての人に幸運を。










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