自分で自分にスポンサーをしてオーストラリアに移住する

オーストラリアに移住する王道はビザのスポンサーを見つける事ですが、もしビザをサポートしてくれるスポンサーが見つからなければ自分がスポンサーになることができます。

セルフ・スポンサーシップと呼ばれているテクニックです。

この自分で自分にスポンサーになる方法は完全に合法で、この方法でオーストラリアの移住を成功させている人もいる。

もちろん、移民エージェントでも移住の方法の一つとして紹介しています。サクッと知りたい方は下のリンクへどうぞ。

参考リンク:Self-Sponsorship on a 482 visa
参考リンク:TSS 482 VISA SELF SPONSORSHIP

セルフ・スポンサーシップは現実的か

この方法で挑戦している人は結構いるそうです。

どうしても移住に必要なビザのスポンサーが見つけられなかった人の気持になってみると、背水の陣で自分で会社を作りビジネスを始める勇気も出てくるのでしょう。

しかもオーストラリアはビジネスを始めること時代はまったく難しくない。ABNを取得すれば終わりです。

問題は会社の実態がどの程度あるのか。

当然、書類上+会社の経営上もそれなりの説得力ある内容が必要です。

  • オーストラリアで会社を設立。
  • 自分以外の従業員を雇っている。
  • 事業計画がある
  • 各種職業リスト(SOL)にある職業

会社を作り、オーストラリアで不足している職業で従業員とともにビジネスを続けていけるかどうかです。

そう考えると、ワーキングホリデー中や日本で本気でお金を貯めれば無理なことはない。具体的にどの程度の期間の運転資金が必要なのかはケース・バイ・ケースだと思いますが、まったくの絵空事なわけではないと思います。

セルフ・スポンサーは合法か

日本人の私からすると自分で自分にスポンサーになってビザを取るなんてグレーゾーンなんじゃないの?と思いますが、セルフ・スポンサーシップはそう珍しくない話だそう。

この移住テクニックは完全に合法。

実際にオーストラリアの資格を持ったエージェントも紹介しているくらいですからね。

重要なのはスキル

これから起業する内容、ポジション(役職)があなたのお仕事経験とどれくらい深い関連性があるのか、そしてどの程度のプロフェッショナル度なのかが成功の分かれ目

注意しなければならない点は、

  • その役職や職業がビジネスに必要化
  • あなたはビジネスに必要なのか
  • わざわざオーストラリアでビジネスを始める理由
  • 全体的に不自然でないか

です。ビザ目的で起業は駄目よってことですよね。

移住の手段として頭の片隅に

セルフ・スポンサーシップの可能性はそれほど高くなさそうです。

ただ、それも移民局に提出する内容次第。これまで説明してきたように会社や自分にスポンサーをする根拠が明確で説得力のあるものに仕上がっているのであれば、成功率は50%だそう。

思ったよりも可能性が高い・・。

なかなか魅力ある選択肢ですね。今回、セルフ・スポンサーシップについて調査しましたが、印象は最後の手段という感じでしょうか。

コストや書類集めに使う時間も相当になりますし、どうしてもスポンサーが見つからなく、日本に諦めて帰りたくないといった方にとっては試す価値はある程度だと思います。

移住の可能性として頭の片隅においておく程度がいいでしょう。気になる方はもう少し調べて見てもいいかもしれません。

永住したいと思うすべての人に幸運を。

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