2017年6月7日水曜日

VISA 法改正 - ENSとRSMS

今回の法改正は永住権を狙っている多くの人に影響があると思います。



先日、RSMSとENSに関係する法改正が行われていることが発表されました。
タンブール首相が掲げる、「オーストラリア人第一主義」と呼ばれる政策の元、労働者集め為の移民政策から国内の市民や永住者の為の移民法に大きく舵をきられています。

ENS、RSMSとは

そもそもENSとRSMSとは何でしょうか。それを知らない人もいるのでちょっと解説します。
ENSとRSMSはともにいくつもある永住権(VISA)の一つです。
申請には企業のスポンサーが必要ですが企業のスポンサーを必要としないタイプの永住権と比べて申請の難易度が低いのがメリットです。

以前の記事


どのような法改正があるのか


最もびっく改悪と言えるのは、英語のハードルが高くなります。
これまでENSは2年以上同じ企業に働いた場合はIELTSスコアが5でVISA申請出来ました。今後は6になります。
またRSMSは英語能力の証明すら必要なかったのですが同じく6になります。

3年以上の職業経験が必要になります。
以前は2年以上でこれらのVISA申請が出来たのですが、1年延びます。
先延ばしになるなら良いと思うべきでしょうか。

3年以上の滞在履歴が必要になります。
そのままです。VISA申請の段階でオーストラリアに最低3年の住居記録が必要になります。

申請年齢の制限がこれまで50歳までだったものが45歳までになります。
家族持ちのお父さんでこの条件に当てはまってしまう人が出てくるのではないでしょうか。
前出の法改正で「3年以上の滞在履歴が必要」とあります。つまり、42歳までにオーストラリアに移住する必要があります。
これから学校に行く人の場合は、3年の在学、3年職業経験が必要になるので、39歳までに移住する必要があります。

半年に一度STSOL(CSOL)が更新されます。
もともとは1年に1度更新されていたのですがコロコロ職業リストが変わるので申請できるタイミングが鍵になります。

CSOLはSTSOLに名前が変わりました。
以前の記事: 職業リストが大幅改訂


その他、何気に影響あるのが・・・

給料に関してのチェックが厳しくなります。
どういうことかと言うと、企業のスポンサーありきのVISA申請の場合に労働者に対していくらの給料を支払いますという従業員と雇用主が交わした契約書を政府に提出する必要が来ます。そしてそれには最低限クリアしなければならない賃金を超えていなければなりません。

政府はTax File Numberと呼ばれるいわゆる労働者番号、つまり私たちと銀行の入金額を特定できるシステムを使い、本当に契約書以上の給料が支払われているかを確認します。

これは2017年の12月までに行われます。

つまり、これまで永住権を取得するために「契約上」は法律を満たしているが実際はとても低い金額で働いていた人たち、そういう人は申請拒否どころか国外退去の可能性まで出てきました。

というか、オーストラリア政府はチェックしていなかったんかい!
ということになるのですが・・・。


まとめ

基本的にはENS,RSMSの申請ハードルがまた高くなったことに変わりはありません。
加えて不正をチェックする作業も行われます。(やってなかったんかよ)

これらの適用は今後VISAを申請する人に影響を受け、もちろん私にも影響が受けますが、

以前の記事


に書いた通り、そもそもRSMSがパース地域から削除されたので実質何も変わっていないに等しいです。

諦めずにみなさん、頑張りましょう。

永住したいと思うすべての人に幸運を。


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