【オーストラリア】移民法が変わり永住権の計画に影響がでたときの対応方法!

こんにちは、うめ太郎です!

オーストラリアへ永住を目指していたものの法改正の影響を受けて道がなくなった!そんな時に打てる次の手はなにか。

法改正があると、日本に帰る人、オーストラリアに残り引き続き移住のための方法を模索する人と分かれます。

結論から言うと、移民法の改正があり目指していた方法で移住ができなくなった場合に取れるベストな方法は、なるべく資金を温存すること!

これに尽きますね・・・。

それに加えて移住計画をゼロから見直すことですね。

今回は、法改正があった時に取れる今後のプランの練り方について、ボクの経験をシェアしたいと思います。

法改正→永住計画への影響

まず、移民法が改正される予定、された場合でもその影響は限定的になるのでまずは落ち着いてください。

これまで、移民法が改正されても全員に影響されることはなく、ビザを既に持っている人に対しては法改正の影響を受けない移行処置がほぼ100%取られています

例えば、就労ビザを取った後の2年後に永住権が申請できるとします。その方法を使って永住する計画を練り、実際にビザが取れた翌年に法律が変わりその道がと出されてしまった場合、法律が変わる前に就労ビザを持っていた人は、これまでどおりの法律が適用されるというのが移行処置。

考えてみれば当然のことで、コロコロ移民法が変わりそのたびに後もう少し!という人の永住計画が白紙に戻されれば、「永住を目指してもどうせ・・」なんて考えになる。移住候補の国として信頼ができないというわけ。

そうなると結果的にオーストラリアで移住を目指す人は減っていくわけなのでそのあたりを移行処置によってある程度カバーしていているわけです。

ビザさえ取れれば勝ち組の第一歩

これまでどおりのルールで永住できる移行処置のおかげで、永住権につながるビザさえ取れれば永住権はかなり固くなる。

オーストラリアに永住できるかどうか、永住権を取れるかどうかというのは永住につながるビザが取れるかどうかで決まります。

そこまで行き着けば仮に移民法が変わり、同じビザで今後は永住権が取れなくなるルールに変わっても自分には影響がなく、将来にある程度見通しが立てられるようになる。

永住プランを白紙に戻された場合

とはいうものの、全員が移住につながるビザを取れるわけではなく、実際に法改正が行われると中には永住計画が白紙に戻される人もいる。

このブログに問い合わせをしてくれた何人もの方が

  • 年齢制限の変更
  • 技術査定の導入
  • IELTSスコアの引き上げ

等による法改正の影響を受けて泣く泣くこのブログに辿り着いたという人もいるくらい。

そんなボクも永住計画を白紙に戻されています。

そんな永住計画を白紙に戻された人たちにまずしてほしい事は、数日の気分転換

法律が変わったことに対して受け入れられるように遊びにでも行ってリラックスしてください。

リフレッシュ後はまた数日考える!

気持ちが落ち着き、移民法の改正を受け入れられた後は、もう一度、具体的にどの程度移民法が変わったのか調べること。

英語でもいいですし、日本語であればこのブログが一番情報量が多いでしょう。

そうやって数日ほどまた「永住するにはどうすればいいのか」について考えて内容を煮詰めていく。

その際にこれまでの移住計画の大枠を崩さない考えで最低でも3つは考えること。初めは大まかでもいいです。

できれば具体的に目指すビザを決めたほうがいい。ビザを決める事でクリアする為の壁がはっきりわかるので目標が立てやすく自己管理しやすいから。

  • 就労ビザ(S482)で永住
  • 技術独立ビザ(S189)で永住

などとりあえずこれから目指す永住の方法を大きく3つ、そしてその後にそれぞれをより具体的に考えていくこと。

その中でも一つは自分にはムリかも?と思うようなハイレベルな移住方法もいれるのが望ましい。移民法は面白く出来ていて、永住する為に難易度が高い方法をクリアすると、必然的に難易度が低い別の方法で永住できる道もクリアになる。

つまり、難しい方法で永住権を目指すと、それに合わせて努力するわけで、たとえ結果的にその方法で移住がムリだったとでも、別のビザを使って永住できる可能性が高くなる。

具体的な永住計画を作る

例えば、技術独立永住権を使って永住する事を狙うとする。この技術独立永住権は自分の職歴・年齢・学歴・英語力をポイントに換算して一定以上(65点)を超えられれば永住権の可能性が広がるもの。

具体的な計画を作るとは、永住権の条件をリストに書き出して、何をクリアすればそれぞれの条件をクリアできるのかをハッキリさせること。

例えば、

  • IELTS 7+オーストラリアで職務経験3年
  • IELTS 7+地方に留学
  • IELTS 8

など、ポイント制のビザであれば、いくつもの方法で目標とするポイントをクリアできる。どの方法を選ぶのかということをハッキリさせます。

ただ、IELTS8はかなり難しいですがね・・。オージーの友達でIELTSの教師になるために必要なDiplomaをパスしている人がいましたが、その人のスコアはIELTS8.5だったのでIELTSは8以上を目指すとなると相当な努力が必要だと思われるから。

いくら難しい方法を選ぶと言っても現実的にムリな方法だと逆に努力できないこともあるのでそこはしっかりと押さえた上で決めましょう。

永住にはバックアップが必要

改めて、法改正の後に合う移住計画を作った後は行動あるのみですが、それに加えてさらにバックアップも用意しておくことが望ましいと思います。

これはそもそもオーストラリアで永住が出来なかった場合のプラン

オーストラリアで永住を目指す事が不可能になった場合や費用が高すぎて目指すメリットが無くなった場合にニュージランドカナダなど他の国で永住をめざす為の準備をしておく事がいいですね。

実際、カナダのほうが永住権は目指しやすい部分もあり、わざわざオーストラリアに拘る必要はありません。

また、ニュージランドで永住権→市民権を取るとオーストラリアに永住しやすくなる

そういった、バックアッププランについて予め情報を集めておくと海外移住の可能性が上がりますね。

いかがでしたでしょうか。

今回は移民法が変わった場合の永住計画をどう修正するのかについて書いていきました。

この記事が、これからオーストラリア移住を目指す人に参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

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