2016年6月18日土曜日

日本とオーストラリアでの給与格差と貧困層

日本とオーストラリアでは給与の差が非常に大きいように見られます。
では本当のところどうでしょうか。
今回、日本の平均給与とオーストラリアの平均給与そして貧困について考えてみました。

まず、時給ですが、日本に2倍〜3倍程度あります。
日本だと800円くらいでしょうか。こちらではジャパレスだと大体AUD $18くらいなので90円計算だと1620円。大体2倍程度だと思います。

次に年収になります。国税庁「平成26年分 民間給与実態統計調査」からデータを引っ張ってくると414万円でした。
オーストラリアではAUD $77,963なので701万円で日本のおよそ1.69倍になります。

オーストラリアの年収が高いのは豊富な資源が影響しています。マイニングに携わる人の平均年収はAUD $129,714なので1167万円になります。これはすごい。これが平均値を押し上げている理由と言われています。
参考リンク:国税庁「民間給与実態統計調査」Australian Bereau of Statistics

では、本当にオーストラリアは日本と比べて住みやすい国なのでしょうか。
それはもちろんあなたの考え方に依存すると思います。労働環境や年収、休暇の取りやすさ、社会保障などいろいろな要素が絡み合うからです。

調べていくと、金銭面だけで考えると相対的貧困率ではほど変わっていないことがわかりました。

この相対的貧困率は、いわゆるその国で必要最低限のこと以下のことしかできたい人たちの割合になります。
一言で言うと、この層にいる人たちは、外食をしたり海外旅行をしたりすることが非常に困難な人たちになります。

その統計方法は、国民の実質所得(年収から税金や社会保障などいわゆる、かならず引かれてしまう金額を引いた後のあなたの所得)の平均値の半分すらもらえていない人たちの層になります。


国の統計をここでも引っ張ってくると、
参考リンク:貧困率の国際比較

日本では子供のいない家庭の人口の16.1%、オーストラリアでは14.5%が貧困層になります。
また子供がいる家庭では、日本では 15.7%、オーストラリアでは15.1%になります。
ほとんど差がありません。
まさに国民の6人に一人が貧困層ということになります。

ここから一体何がわかるのか。

一見すると裕福で住みやすい国に見えるオーストラリア。ただ統計で見ると、ワーホリや観光、インターネットでは見えない部分が見えてきます。

こうして分析していくと、隣の芝生が青く見えているのだけかもしれません。
本当に永住したい理由は何か。それをもっと自分に問い聞かせていかなければならないのかもしれませんね。

永住したいと思う全ての人に幸運を。

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