2017年2月24日金曜日

永住権申請にもっとも点を取りやすい英語テスト。IELTSだけじゃない。選べます。

これまでは永住権申請時の英語テストにIELTSだけが認められていました。
これからは選べます。あなたの気分次第で。今回は長文です。


さて、2015年から英語能力の申請に必要な試験に

IELTSだけではなく, TOEFL, Pearson, Cambridge Academic ( PTE ) , CAE, OET, TOEFL iBTが加わりました。

これは結構、朗報となる方もいるのではないでしょうか。

今回はこれらのテストのうち、もっとも点を稼ぎやすいテストはあるのか。これについて調べてみました。

海外のフォーラムを見てみると、移民用の英語試験に上述のテストが加わるという噂があった時代からすでに議論されています。

ちなみに必要となる点数はこちらです。

IELTSと他のテストの点数比較表。



情報元:Alternative test scores benchmarked as against the IELTS bandscale

ちなみに、457VISAの場合は、Vocationalが必要です。つまり、Overall 5.0。


大きく分けて試験のタイプは2つ

さて本題のどのテストが一番スコアを取りやすいかですが、いろいろコミュニティーを調べていくと、これらのテストの種類は大きく分けると紙ベースのテストかコンピュータを使ったテストの2種類に分けられます

また紙ベースの場合はスピーキングテストでは対人相手で行われることも特徴的です。

さて、その中で会社の同僚であるスリランカ人はPTEをお勧めしていました。

彼はTAFEを卒業し、今の会社でもスポンサーになってもらえる状況の中、2年縛りのない自力で永住権を申請する道を選んでいる人です。
彼曰く、学校の友達もIELTS を二人が受けることに対して、PTEを4人が受けていたということです。

ではなぜでしょうか。


スコアのばらつきが少ない。

採点にばらつきが少ないというのは、Reading, Writing , Speaking そしてListening の点数の差が少ないという事でした。

IELTSの場合はReadingが7、Writingが6という差が開く事も少なくないですがPTEの場合はその差はあまりないそうです。
また、IELTSの場合はOverAll値を算出する時に切り上げされやすい特徴もあります。

つまり、IELTSの場合はオーバーオールで勝負する時は有利ですが、Eachセクションがある一定のスコアを必ず超えなければならない時に不利になります

その点PTEはEachセクションのスコアがOverallに近いので全てのセクションがある一定のスコアを超えなければならない場合には有利となります


コンピュータの方が正確(偏見がない)

コンピュータの利点は人的ファクターがないことです。
IELTSの場合は人的要素があります。SpeakingやWritingです。
受験者によっては、採点者にとって読み難い字、聞き取り難いアクセント、また人種差別的な所で点数に不利が出るというところです。
また、試験官の体調や気分、能力によっても点数に影響が出ます。

(見た目が汚い、字が汚い、息が臭い、というだけで知性が感じられず採点者はもちろんそれに対する訓練をされているはずですが、本人たちが意識していないレベルで点数に不利が出る)

コンピュータはこのSpeakingやWritingすらコンピュータを相手に行いますので正確です。
下記のリンクの方のスコアはこうでした。WritingがIELTS最下位からPTEの最高位の点数に変わっています。

Samuel Krishnaiさん

Ielts Score (Bands)
Speaking : 6.5
Reading : 7.5
Listening : 7
Writing : 6
PTE Score (Point)
Speaking : 68
Reading : 79
Listening : 76
Writing : 81




その他面白い話も

中には面白い話もありました。
これまでオーストラリアの移民で必ず必要な唯一の英語試験がIELTSでした。
IELTSは営利団体でもありますから、彼らの独占的な市場を悪用しあえて低いスコアを出しているのではないかという陰謀論的な話もありました。
事実、以前はイギリスの移民に必要な英語試験にTOEFLも入っていましたが不正が発覚し、その後イギリスの移民に関する英語試験から外される事件があったそうです。


反論も

また、PTEの方が簡単だというのは誤解という反論も少ないですがありました。

IELTSのジェネラルは難しくないので対策すればそこまで差が出ない。
コンピュターに慣れていない人は点数が低かった。

などなど。


まとめ

ここまで書いておいて、最後に批判かよ。となりますが、まとめです。

どちらを選ぶべきなのか、それは人それぞれかもしれません。
ただ、いろいろ調べていき、自分でも納得できた部分ですが、やはり
コンピュータの方が採点に誤差が少ないので不利にされることはないのではと思います。

特にパソコン慣れしている現代の人で日常的にパソコンを使って仕事をしている人はタイイングの感覚で単語を覚えている人も少なくないのではないでしょうか?
また、タイピングの場合は字の綺麗汚いを気にする必要はなく、また、Speakingテストでもヘッドフォンをしてマイクに向かって発音するのであがり症な人でもリラックスして試験ができます。

これはコンピュータならではのメリットと言えるでしょう。

そして話の冒頭に出た、職場のスリランカ人。彼は差別を感じることも多いらしくSpeakingやWritingで不利にされていると感じているようです。そしてその考えを支持するかのように、彼がPTEを受けた結果、それらの点数は過去最高得点をたたき出しました。(IELTSとの比較用により。またSpeakingとWriting両方かは忘れました。)

いま彼は英語試験をパスし、EOIから返事が来て、永住権の申請を進めているところです。

IELTS以外を考えるのもまた永住権取得への近道なのかもしれません。

永住したいと思う全ての人に幸運を。


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